投稿日: Nov 16, 2017

Amazon Simple Email Service (SES) で、送信者の評価を保護するうえで役立つ、E メールの解析と設定セット用の評価メトリクスの 2 つの新機能が導入されました。 

このリリースには、特定の設定セット、または Amazon SES アカウント全体に対して E メールの送信を一時的に停止できる API オペレーションが含まれています。この機能を使用して、定義した特定のしきい値を評価メトリクスが超えた場合に、E メールの送信を自動的に一時停止できます。

たとえば、設定セットを使用して送信された E メールの苦情率が 0.25% を超える場合、その設定セットを使用して他の E メールが送信されないようにできます。詳細については、Amazon SES 開発者ガイドの「CloudWatch への E メール送信を自動的に一時停止する」を参照してください。

このリリースには、個別の設定セット用の評価メトリクスを表示する機能も含まれています。Amazon SES では、Amazon SES アカウント全体のバウンス率および苦情列を Amazon CloudWatch に対して公開するメトリクスをすでに提供しています。これらのメトリクスを使用して、履歴のトレンドを追跡したり、アラームを作成したりできます。

本日の更新により、個別の設定セットを使用して送信された E メールに固有のメトリクスも送信することができます。この追加情報は、変更について正しく理解し、対応するために役立ちます。詳細については、Amazon SES 開発者ガイドの「設定セットの評価メトリクスを CloudWatch にエクスポートする」、およびブログの投稿を参照してください。

現在、これらの機能は、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (バージニア北部)、欧州 (アイルランド) の各 AWS リージョンで利用できます。