投稿日: Dec 5, 2017

本日より、Amazon Route 53 Auto Naming API を使用して、DNS でのマイクロサービスの登録を自動化できます。この新しい API を使用すると、マイクロサービスのスケールアップ/ダウン時に AWS で実行されるマイクロサービスの DNS 名管理とヘルスチェックがシンプルになります。

これまで、リアルタイムでスケールアップ/ダウンするマイクロサービスフリートの名前と場所を追跡するには、2 つの選択肢がありました。DNS レコードとヘルスチェックを直接制御するカスタムスクリプトを維持するか、サードパーティーのソフトウェアをデプロイして管理する必要がありました。Amazon Route 53 Auto Naming は、サービス名の検出設定およびサービスインスタンス管理用の一連の API を提供することで、DNS およびヘルスチェックの管理の複雑さを解消します。

新しいサービスインスタンスの登録時に、サービス名のシンプルな DNS クエリを実行することで、そのインスタンスにアクセスできるようになりました。Amazon Route 53 Auto Naming では、DNS クエリへの各レスポンスで最大 8 つのレコードを返す、複数値回答ルーティングタイプが使用されます。サービスのヘルスチェックを定義した場合、Amazon Route 53 からは正常なエンドポイントに関連付けられたレコードのみが返されます。API を使用してサービスインスタンスのヘルスステータスを確認することもできます。

Amazon Route 53 Auto Naming の詳細については、こちらのドキュメント製品ページをご覧ください。

Amazon Route 53 Auto Naming は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各リージョンで利用できます。