投稿日: Feb 22, 2018

Amazon EMR リリース 5.12.0 で、EMRFS との Apache Hadoop 2.8.3、Apache HBase 1.4.0、Apache Flink 1.4.0、Presto 0.188、および Presto との統合を使用できるようになりました。また、アップグレードされた Hue (4.1.0)、Apache MXNet (1.0.0)、および Apache Phoenix (4.13.0) のバージョンも使用できます。Hadoop 2.8.3 は、Amazon EMR で初めてサポートされる Hadoop 2.8.x バージョンで、YARN および HDFS に対する改善とバグ修正が多数含まれています。HBase 1.4.0 は、REST クライアントにおけるバイナリ行キーに対するサポートと、より迅速なランダム読み込みパフォーマンスのためのオプションの新しい Hfile ブロック構造を含む新機能を追加します。Flink 1.4.0 には、ストリーミングテーブルでの集約と、Flink SQL への強化を含む数個の新機能があります。Presto は、Amazon S3 内のデータに効率的にアクセスするための EMR ファイルシステム (EMRFS) の使用をサポートするようになりました。これにより、 整合性のあるビューS3 サーバー側およびクライアント側の暗号化、Presto での EMRFS 認証といった EMRFS 機能が使用できるようになります。

AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または SDK からリリースラベル「emr-5.12.0」を選択することによって、リリース 5.12.0 で Amazon EMR クラスターを作成できます。EMR クラスターを起動するときには、Flink、Hadoop、HBase、Hue、MXNet、Phoenix、および Presto を選択できます。リリース 5.12.0 以降では、デフォルトで EMRFS を使用するように Presto が設定されます。リリース 5.12.0Hadoop 2.8.3Flink 1.4.0Presto 0.188Hue 4.1.0HBase 1.4.0MXNet 1.0.0Phoenix 4.13.0、および EMRFS に関する詳細については、Amazon EMR ドキュメントにアクセスしてください。

Amazon EMR がサポートされているすべてのリージョンで Amazon EMR 5.12.0 をご利用いただけます。