投稿日: May 16, 2019
Amazon Simple Notification Service (SNS) のコスト管理にコスト配分タグを使用できるようになりました。コスト配分タグは、SNS トピックを分類して目的を簡単に識別し、関連するコストを追跡できるようにするキーと値のペアです。たとえば、特定の部門、プロジェクト、アプリケーション向けの Amazon SNS トピックを識別するためにタグを使用できます。
タグは Amazon SNS マネジメントコンソール、SDK、CLI、あるいは API を使って削除できます。トピックにタグを付けると、AWS リソースグループタグ付け CLI または API を使用して、特定のタグが付いたトピックをフィルタリング、検索できるようになります。AWS 請求およびコスト管理コンソールを使用して、特定のタグの使用量とコストの詳細を AWS アカウントの請求書に含めることもできます。
Amazon SNS のコスト配分タグは、すべての商用 AWS リージョン、および AWS GovCloud リージョンで利用できます。
Amazon SNS は、マイクロサービス、分散型システム、およびサーバーレスアプリケーションを分離可能にする、可用性と耐久性が高く安全な完全マネージド型 pub/sub メッセージングサービスです。Amazon SNS は、高スループット、プッシュベース、多対多のメッセージングのためのトピックを提供します。Amazon SNS トピックを使用すると、パブリッシャーシステムが、Amazon SQS キュー、AWS Lambda 関数、および HTTP/S ウェブフックなどの並列処理のために、メッセージを多数のサブスクライバーエンドポイントにファンアウトします。また、Amazon SNS トピックは、モバイルプッシュ、SMS、E メールを使用するエンドユーザーに対し、通知をファンアウトするのに使用できます。
Amazon SNS のコスト配分タグに関する詳細は、以下のリソースをご覧ください。
• Amazon SNS 開発者ガイドの Amazon SNS タグ
• Amazon SNS 開発者ガイドのチュートリアル: Amazon SNS トピックのタグの一覧表示、追加、および削除
• AWS 請求情報とコスト管理ユーザーガイドの毎月のコスト配分レポートの設定
• AWS Resource Groups Tagging CLI Reference
• AWS Resource Groups Tagging API Reference