投稿日: May 24, 2019

C アプリケーションと C++ アプリケーションのデータ暗号化、復号に AWS Encryption SDK for C が利用できるようになりました。他の言語でもバインディングの基盤として使用できます。AWS Encryption SDK for C は高性能を誇り JavaPythonCLI と完全に相互運用が可能です。

AWS Encryption SDK for C はキーリングを導入しています。キーリングは異なる AWS リージョンのキーなど、複数のラップキーでデータを暗号化するのに役立ちます。また復号の際は、データの暗号化に使用した中から復号するキーを指定することができます。一部のキーや特定のキーなど、あらゆるキーを指定できます。リージョンについても、一部のリージョン、特定のリージョンのいずれも指定できます。実例の詳細については、AWS セキュリティブログ記事 How to decrypt ciphertexts in multiple regions with the AWS Encryption SDK in C をご覧ください。 

Encryption SDK はベストプラクティスの暗号化を実装しやすくするクライアント側ライブラリです。Encryption SDK for C は GitHub でオープンソースで開発されています。ぜひインストールして構築いただき、数多くある当社の実例をお試しいただいた上で、フィードバックをお送りいただき開発にご協力ください。