投稿日: Jun 18, 2019

Amazon FreeRTOS の Bluetooth Low Energy サポート機能と新しい MQTT ライブラリが、Amazon FreeRTOS 201906.00 メジャーリリースから一般提供を開始しました。Amazon FreeRTOS デバイスを Android および iOS デバイスから Bluetooth Low Energy を使用して安全に AWS IoT に接続できます。また新しい MQTT ライブラリを使用して、Bluetooth Low Energy または Wi-Fi など特定の接続プロトコルに依存しないアプリケーションを作成できます。 

Amazon FreeRTOS での Bluetooth Low Energy サポートにより、標準化された API レイヤー経由で Generic Access Profile (GAP) と汎用属性 (GATT) プロファイルを使用して、Amazon FreeRTOS 認定デバイス間で移植可能なアプリケーションを作成できるようになります。また、AWS IoT 機能性との統合のために Android と iOS のコンパニオン SDK を使用することも可能になります。さらに、Bluetooth Low Energy を介した無線 (OTA) による更新を使用してデバイスをリモートで更新することもできます。

新しい MQTT ライブラリでは抽象化レイヤーが利用できるため、MQTT を、基盤となる接続プロトコルに依存せずに使用することが容易になります。これにより、実行時に Bluetooth Low Energy と Wi-Fi の両方 (例: センサーデータ用に Bluetooth Low Energy、OTA 用に Wi-Fi) を使用するアプリケーションを、MQTT ライブラリを変更せずに作成できるようになります。

詳細については、Amazon FreeRTOS ウェブサイトを参照してください。