投稿日: Feb 5, 2020

Amazon Elastic Container Service では、外部デプロイタイプを使用して ECS サービスをデプロイする場合でも、タスクセットへのタグ付けができるようになりました。これにより、ECS のお客様によるワークロードの可視性が向上します。また、コンテナ化したアプリケーションの検索や特定が容易になり、インフラストラクチャのプログラムによる管理アクションを実装したり、リソースレベルでのアクセス許可をきめ細かく定義できるようになります。

タスクセットは ECS プリミティブの 1 つで、単一サービスの範囲に収まるアプリケーションで複数のレビジョンを定義するために使用されます。今回からお客様は、タスクセット用の独自のメタデータを、タグを使ってアサインできるようになりました。タグとは、キーとオプションの値で構成されるラベルです。タスクセットへのタグ付け機能を使うと、API の ECS CreateTaskSet や TagResource を使って ECS タスクセットの作成もしくは実行をする際にタグ付けが行えます。これにより、タグによるアクセスコントロールや検索が可能になります。

この機能を使用するには、新しい Amazon リソースネーム (ARN) とリソース識別子 (ID) 形式のオプトインが必要です。詳細については、「Amazon リソースネーム (ARN) と ID」、および、 ECS タスクセットの「ドキュメント」をご参照ください。