投稿日: Feb 24, 2020

世界で最も人気のある高性能ファイルシステムである Lustre の起動および実行を簡単かつ費用対効果の高いものにするサービスである Amazon FSx for Lustre は、ストレージの速度が重要となるあらゆるワークロードで Lustre ファイルシステムをさらに使いやすくするいくつかの機能強化の提供を開始します。その機能とは、耐久性と可用性の高い永続的なファイルシステムを起動する機能、非耐久性のスクラッチファイルシステムのスループットの向上、暗号化機能の強化です。

今日まで、FSx for Lustre は、レプリケートされていないストレージを備えたスクラッチファイルシステムを提供することにより、データの短期処理を可能にしてきました。現在では、お客様は、長期のストレージおよびワークロードを対象とした永続的な Lustre ファイルシステムを起動することもできます。永続的なファイルシステムは、自動データレプリケーションおよびファイルサーバーフェールオーバーにより、耐久性および高い可用性を実現できるように設計されています。スクラッチファイルシステムと同様に、永続的なファイルシステムは、1 秒あたり数百ギガバイトのスループットと数百万の IOPS に拡張できます。デフォルトでは、永続的なファイルシステム上のすべてのデータは、AWS Key Management Service (KMS) によって管理されるキーを使用して保存時に暗号化されます。

また、第 1 世代のスクラッチファイルシステムの TB あたり 200 MB/s のスループットと比較して、データの TB ごとに 1200 MB/s のスループットにバーストできる第 2 世代のスクラッチファイルシステムも本日から利用できます。スクラッチファイルシステムは、デフォルトで、FSx が管理するキーを使用して、保存されているすべてのデータを暗号化します。

さらに、サポートされているリージョンサポートされているインスタンスタイプからアクセスした場合、FSx for Lustre ファイルシステムで転送中の暗号化がサポートされるようになりました。 

詳細については、Amazon FSx for Lustre の製品ページを参照してください。詳しくは AWS ニュースブログをご覧ください。