投稿日: Apr 1, 2020
AWS Ground Station は、そのグローバルなカバレッジをアジアパシフィック (シドニー) リージョンに拡大しています。オーストラリアのシドニーリージョンは、AWS グローバルインフラストラクチャネットワーク内の 5 番目のリージョンで、南半球では AWS Ground Station を提供する最初のリージョンです。AWS Ground Station は今日、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ)、中東 (バーレーン)、欧州 (ストックホルム)、およびアジアパシフィック (シドニー) でご利用いただけます。サービスを提供させていただくリージョンは、今後順次追加させていただきます。
アジアパシフィック (シドニー) リージョンまでグローバルなリーチを広げたことで、衛星の所有者と運用者は衛星に接続し、宇宙のワークロードをより頻繁に処理できるようになります。地理的に多様性を広げる 5 番目の AWS Ground Station リージョンは、低地球軌道衛星がカバレッジエリア間を移動する間、各所との通信時間を短縮します。政府、企業、大学は、このよりタイムリーな衛星データを活用して、より正確でデータ主導の意思決定を行うことができ、メリットを享受できます。
お客様は、Amazon の低レイテンシーかつ広い帯域幅のグローバルネットワークを使用することで、リアルタイムで他の AWS のサービスのスペースワークロードを簡単に統合できます。お客様は、リアルタイムで処理するために、Amazon EC2 に衛星データをストリーミングし、コストを抑えるために Amazon S3 にデータを保存し、画像分析のために Amazon Rekognition を通じてデータを流し、または Amazon SageMaker で衛星画像に AI/ML アルゴリズムを適用できます。AWS Ground Station により、ご使用になられた実際のアンテナ時間に対してのみお支払いいただきます。