投稿日: May 21, 2020

DynamoDB のダウンロード可能なバージョンである Amazon DynamoDB ローカルが、DynamoDB テーブルで非キーの String と Binary 属性に対する空の値をサポートするようになりました。さらに、DynamoDB ローカルには、トランザクションリクエストあたり最大 25 個のユニーク項目と 4 MB のデータに対するサポートも追加されました。DynamoDB ローカルの使用により、追加コストを発生させることなく、ローカル開発環境でアプリケーションを素早く開発し、テストすることができます。 

空の値のサポートは、幅広いユースケースのために属性を使用する柔軟性を実現し、DynamoDB への送信前にこれらの属性を変換する必要はありません。List、Map、および Set の各データ型も、空の String および Binary 値をサポートします。ベーステーブルのパーティションキーとソートキーの属性では、今後も String と Binary を含めたすべてのデータ型に空ではない値が必要です。同様に、ローカルセカンダリインデックス、およびグローバルセカンダリインデックスの String と Binary キー属性にも空ではない値が必要です。 

DynamoDB トランザクションは ACID (原子性、一貫性、分離性、永続性) な操作を実現するため、開発者はアプリケーション内でデータの正確性をより簡単に維持できます。最大 25 個のユニーク項目と 4 MB のデータでのトランザクションのサポートにより、大口の小売注文または金融取引などの大規模なトランザクションの処理を必要とするアプリケーションをローカルで構築し、テストできるようになりました。

DynamoDB ローカルの詳細については、「DynamoDB ローカル (ダウンロード可能バージョン) のセットアップ」を参照してください。