投稿日: Jun 4, 2020

EMR Notebooks は、Jupyter ベースのフルマネージド型ノートブックをデータサイエンティストに提供する、マネージド型サービスです。Jupyter カーネルにより、Jupyter にプログラミング言語サポートが提供されます。EMR IPython が、デフォルトのカーネルです。R、Julia といった多くのカーネルが追加されます。本日ご紹介する新機能では、データサイエンティスト、アナリスト、エンジニアが、EMR Notebook から直接 EMR クラスターにカスタムカーネルをインストールして実行できます。従来、クラスターへのカスタムカーネルのインストールには、何段階ものインストールプロセスが必要でした。

また、EMR クラスターのマスターノードに直接 Data Science パッケージをインストールすることもできます。クラスターにアタッチされた EMR Notebook を実行しているユーザーであれば、誰でもライブラリを利用できます。従来、インストール可能だったのは、ノートブックに範囲が限定された Python ライブラリのみでした。ライブラリのクラスターへの直接インストールにより、クラスターのマスターノードのコンピューティング性能を活用して、インストールしたライブラリを実行することができます。 

EMR Notebooks の開始方法については、EMR Notebooks のページをご覧ください。 

この機能は、EMR Notebooks が利用可能なリージョンにおいて、5.30.0 以降の EMR リリースバージョン (ただし 6.0.0 は除く) で利用できます。