投稿日: Jul 7, 2020

Amazon Forecast は完全マネージド型のサービスで、機械学習 (ML) を使用して事前の ML の経験がなくても正確な予測を生成します。Amazon Forecast は、製品の需要予測、在庫計画、人事計画、クラウドインフラストラクチャ使用量の予測など、さまざまなユースケースでご活用いただけます。

本日、Amazon Forecast が 10 倍以上のアイテムの予測を生成できるようになったことをお知らせします。今日まで、お客様は、CreatePredictor API によって課された以前の制限に基づいて、一意の 10 万アイテムの予測を生成することに制限されていました。一部のユースケースでは、多数のアイテムを持つお客様は、モデルをアイテムのサブセットに制限するか、または特定のアイテム/カテゴリに固有のモデルを生成する必要がありました。どちらのアプローチでもデータの準備がさらに必要になり、大規模なデータセットで深層学習アルゴリズムをトレーニングするという元来の利点を十分に活用できない場合があります。今日、毎日のデータ頻度について、その制限を一意の 100 万アイテム以上に引き上げられました。さらに、ターゲット時系列データセットでサポートできる履歴観測値の数も 1 億から 10 億に増やしました。これにより、モデルを生成するときに十分な履歴データがあることを条件として、(100 万個のアイテムがある場合) アイテムごとに最大 1,000 の観測を含めることができます。

上限の引き上げは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、およびアジアパシフィック (東京、シンガポール、ソウル、シドニー、ムンバイ) でご利用いただけます。これは、CreatePredictor または CreateForecast API を使用するときにご活用いただけます。詳細については、Amazon Forecast のスタートガイドまたは更新されたサービスの制限をご覧ください。