投稿日: Jul 9, 2020

本日、AWS IoT SiteWise の一般提供を発表しました。これは、産業用機器からのデータ収集を容易にするマネージドサービスです。AWS IoT SiteWise を使用すれば、物理資産やプロセス、施設のモデル化、一般的な産業パフォーマンスメトリクスの迅速なコンピューティング、完全マネージド型のウェブアプリケーションの作成により、産業機器データを分析したり、コストのかかる機器の問題を防止したり、生産の非効率性を軽減したりできます。

MQTT や REST API の使用など、さまざまなオプションを使用して、AWS IoT SiteWise で産業機器からデータを収集できます。AWS IoT SiteWise ゲートウェイソフトウェアは、一般的なサードパーティー産業ゲートウェイ上での実行が可能で、OPC-UA データアグリゲータ、またはヒストリアンデータベースからデータを読み込むことができます。産業施設のモデルを作成できるようになりました。これは、数十万のアセットの階層にまたがる可能性があるものです。このモデルを使用して、単一のセンサー、組立ライン、またはサプライチェーンを表すことができます。機器データをこれらのモデルにリンクし、管理されたスケーラブルで効率的な時系列データストアにデータを保存できます。

AWS IoT SiteWise を使用すると、機器データのメトリックを計算したり、数学的算子と統計的演算の組み込みライブラリを使用してデータを変換したりできます。たとえば、生産工場の総合設備効率 (OEE) といった一般的な産業指標を作成および監視できます。AWS IoT SiteWise 内からライブデータストリームを発行できるようになりました。このデータストリームには、機器にリンクされた測定値と計算されたデータが含まれます。その後、AWS IoT Core を介してこれらのデータストリームへの MQTT サブスクリプションをセットアップすると、カスタムアプリケーション内でデータを使用して、工場出力を最適化したり、機器のメンテナンス問題を特定したりできます。

SiteWise Monitor 機能を使用して、完全マネージド型のウェブアプリケーションを作成できます。これにより、企業ユーザーは AWS IoT SiteWise に保存されている機器データを確認できます。SiteWise Monitor を使用すると、ユーザーは AWS IoT SiteWise で取り込まれ、モデル化された機器データを自動的に検出して表示できます。ユーザーは、データをほぼリアルタイムで表示したり、複数の機器やさまざまな期間のアセットデータの履歴を比較および分析したりできます。折れ線グラフと棒グラフを使用してデータを視覚化し、これらのグラフにしきい値を追加して、しきい値に対するデータを監視できます。ウェブアプリケーションを社内の他のユーザーと共有できます。これらのユーザーは、AWS Single Sign-On を介して企業の認証情報でサインインすることにより、デスクトップ、タブレット、またはスマートフォンの任意のブラウザからアクセスできます。

Bill Vass と Cherie Wong による AWS IoT SiteWise の詳細

sitewise-launch-video

AWS IoT SiteWise では、最小料金、サービスの使用義務はなく、使用分の料金のみをお支払いいただきます。請求は、メッセージング、データ処理、データストレージ、および SiteWise Monitor の各使用に対して個別に行われます。AWS IoT SiteWiseは、米国東部 (バージニア北部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、および米国西部 (オレゴン) のリージョンで一般的に利用可能になり、さらに多くのリージョンで間もなくご利用いただけます。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにログインして AWS IoT SiteWise コンソールに移動してください。その際、デモをチェックして、AWS IoT SiteWise で実現できることを確認してください。詳細については、AWS IoT SiteWise ウェブサイトまたは開発者ガイドをご覧ください。