投稿日: Jul 27, 2020

AWS Systems Manager のクイックセットアップが AWS Organizations と統合され、AWS アカウントとリージョン全体でインスタンスの表示と制御を簡単に有効にできるようになりました。これで、数回クリックするだけで、パッチコンプライアンスのスキャンやインスタンスインベントリの収集など、組織全体の運用のベストプラクティスを実現できます。

今回のリリースでは、クイックセットアップを使用して、AWS Organizations マスターアカウントで、組織全体または特定の組織単位に対する Systems Manager インスタンスのセットアップを自動化できます。組織全体で SSM エージェントを最新の状態に保つこともできます。その後、パッチのスキャン、ソフトウェアインベントリの収集、Amazon CloudWatch エージェントのインストールと設定など、AWS アカウントとリージョン全体でベストプラクティス機能を簡単に有効にすることができます。これらのベストプラクティスは、インスタンスの起動時から、インスタンスのセキュリティとコンプライアンスを継続的に可視化します。有効にすると、Systems Manager の操作ダッシュボードである Explorer から、組織全体のこれらのベストプラクティスに対するコンプライアンスを自動的に表示できます。

AWS Organizations 用の Systems Manager Explorer クイックセットアップのサポートは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、および南米 (サンパウロ) の AWS リージョンでご利用いただけます。

使用を開始するには、Systems Manager の左側のナビゲーションメニューで [Quick Setup] を選択します。クイックセットアップの詳細については、AWS Systems Manager の製品ページおよび Systems Manager クイックセットアップに関するドキュメントをご覧ください。