投稿日: Sep 4, 2020

本日より、Amazon Chime SDK を使用するデベロッパーは、アプリケーションのエンドユーザーが会議に参加する前にデバイスをテストできる状態にすることが可能となります。Amazon Chime SDK for JavaScript の新しい会議準備チェッカー API は、オーディオおよび動画デバイスへのアクセスを確認し、ユーザーが自らのネットワークから Amazon Chime サービスにアクセスできることを確認するのに役立ちます。問題の根本原因を明らかにする、わかりやすい成功/失敗ステータスで、エンドユーザーに結果を提示できます。アプリケーションデベロッパーは、会議準備チェッカーを使用して、一貫した顧客体験を確保し、サポートの負担を軽減できます。

Amazon Chime SDK for JavaScript から、デベロッパーは 9 つの会議準備チェッカーメソッドのいずれかを呼び出すことができます。これらは、デバイスのセットアップのローカルテストと、テストの Amazon Chime SDK ミーティングに簡単に参加して退出することでアプリケーションが Amazon Chime に接続できることを確認するネットワークテストで構成されています。ネットワークテストを実行する場合、デベロッパーは、Amazon Chime SDK が利用可能な 18 のリージョンの 1 つで会議を作成する必要があります。各テストは、成功または失敗の結果と、失敗の潜在的な根本原因を返します。 

通常、会議準備チェックでは、会議の長さが 3 分未満となります。お客様は、会議準備チェックの実行に関連する出席者の時間 (分) について、標準の Amazon Chime SDK 料金を請求されます。 

Amazon Chime SDK はリアルタイムの通信コンポーネントのセットで、これを使用して、デベロッパーは音声通話、ビデオ通話、画面共有機能を独自のウェブまたはモバイルアプリケーションにすばやく追加できます。デベロッパーは AWS のオンラインミーティングサービスの Amazon Chime と同じ通信インフラストラクチャとサービスを活用できるだけでなく、アプリケーションでの魅力あるエクスペリエンスを提供できます。Amazon Chime の詳細については、次のリソースをご参照ください。