投稿日: Nov 5, 2020

本日より、AWS Systems Manager OpsCenter で運用上の問題を自動的に作成するように Amazon CloudWatch アラームを設定できます。これにより、運用エンジニアと IT 専門家は、AWS リソースに関連する運用上の問題を一元的に表示、調査、解決できるため、問題解決までの時間を短縮できます。Amazon CloudWatch を使用すると、AWS リソースとアプリケーション用のモニタリングデータを収集でき、設定されたしきい値に基づいてアラームを生成できます。 

このリリースでは、CloudWatch アラームの作成または更新中に Systems Manager OpsCenter アクションを指定して、アラームがトリガーされたときに運用上の問題 (OpsItem) を自動的に作成できるようになりました。例えば、Application Load Balancer によって生成された HTTP エラーが急増した場合に、OpsItem を自動的に作成するようにアラームを設定できます。OpsItem には、監視対象の AWS リソース、アラームの詳細、アラームの履歴、アラームタイムライングラフなどの関連情報を含めることができ、診断に役立ちます。監視対象の AWS リソースについては、AWS Config、AWS CloudTrail、Amazon CloudWatch などの他の有効な AWS のサービスからのリソース情報をすべて OpsCenter 内で確認できるため、調査をスピードアップできます。OpsCenter 内で AWS Systems Manager Automation ドキュメントを使用して、事前定義されたワークフローを実行し、AWS リソースに関する一般的な問題をより簡単に修正することもできます。 

使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールの CloudWatch アラームセクションに移動し、Systems Manager OpsCenter アクションをアタッチします。このアップデートは、AWS Systems Manager が提供されているすべての AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。詳細については、ブログ記事を読むか、AWS Systems Manager OpsCenter のドキュメントをご覧ください。