投稿日: Jul 7, 2021

Amazon Virtual Private Cloud (VPC) が、セキュリティグループルールのリソース識別子とタグをサポートするようになりました。割り当てられたルール ID とリソースタグを使って、VPC セキュリティグループのルールを管理できるようになりました。

本リリース以前は、ポート、プロトコル、IP CIDR などのルール属性に基づき、セキュリティグループのルールを参照ならびに管理する必要がありましたが、これではオートメーションツールに組み込む事が困難でした。セキュリティグループルール ID の導入により、すべてのセキュリティグループルールには、自動的に固有のリソース ID が割り当てられます。新たに導入されたリソース ID を用いて、オートメーションツールでセキュリティグループルールを参照する事ができ、アットスケールでセキュリティグループルールの照会、取り消し、更新を簡単に行う事ができます。さらに、セキュリティグループのルールにタグを指定し、ルール固有のメタデータを使ってより構造的に管理する事ができます。

セキュリティグループルールの ID とタグは、AWS マネジメントコンソール、AWS API、AWS CLI で利用できます。セキュリティグループルールに、セキュリティグループルール ID やタグを使用する事は無料です。これらの拡張機能は、すべての商用 AWS リージョンで利用可能です。これらの EC2 セキュリティグループの機能強化については、ドキュメントブログ記事をご覧ください。