投稿日: Sep 22, 2021

本日より、対象となるオンデマンドキャパシティー予約で EC2 フリートの使用が可能になりました。オンデマンドキャパシティー予約では、特定のアベイラビリティーゾーンにある Amazon EC2 インスタンスのコンピューティング性能を任意の期間で予約することができます。対象となるキャパシティー予約については、インスタンスはリザーブドキャパシティーで実行されるよう、キャパシティー予約を具体的に対象とする必要があります。これまでは、EC2 フリートの起動時に対象となるキャパシティー予約を使用するオプションはありませんでした。

EC2 フリートで対象となるキャパシティー予約は、インスタントモードでのみ使用できます。EC2 フリートをリクエストする前に、キャパシティー予約のリソースグループを作成し、対象となるキャパシティー予約をそのグループに追加して、EC2 フリートの起動テンプレートでそのグループをリファレンスする必要があります。EC2 フリートは起動時に、インスタンスタイプ、プラットフォーム、アベイラビリティーゾーンの組み合わせが一致する場合、リファレンスされているキャパシティー予約のリソースグループのキャパシティー予約に最初にインスタンスを起動します。未使用のキャパシティー予約数が対象容量に満たない場合、EC2 フリートは EC2 フリートの設定に基づいて残りのキャパシティーを起動します。この機能は、複数の EC2 フリートを実行している際に、選択したフリートでのみキャパシティー予約を使用する場合に便利です。

この機能は、アジアパシフィック (大阪)、欧州 (ミラノ)、アフリカ (ケープタウン)、中国 (北京、寧夏) の AWS リージョンを除くすべての商用 AWS リージョンでご利用いただけます。Amazon EC2 フリートは、さまざまな EC2 インスタンスタイプ、アベイラビリティーゾーン、購入モデル (オンデマンド、リザーブドインスタンス、Savings Plans、スポット) で EC2 キャパシティーのプロビジョニングを簡素化し、お使いのアプリケーションのスケーラビリティ、パフォーマンス、コストを最適化します。EC2 フリートのご利用の詳細については、こちらのページをご覧ください。オンデマンドキャパシティー予約の詳細は、こちらのページをご覧ください。EC2 フリートでのオンデマンドキャパシティー予約の使用については、こちらのページをご覧ください。