投稿日: Sep 23, 2021

Amazon Redshift RA3.xlplus ノードで、AQUA (Advanced Query Accelerator) for Amazon Redshift が一般利用可能になりました。

AQUA は、特定の種類のオペレーションを自動的にブーストすることで、Amazon Redshift を他のエンタープライズクラウドデータウェアハウスよりも最大で 10 倍高速に実行できる新しい分散型のハードウェアアクセラレーションキャッシュです。AQUA は、データ暗号化と圧縮の速度を向上させるために、AWS Nitro チップを採用した AWS 設計のプロセッサを使用し、スキャン、フィルタ、集計などのオペレーションを加速させるために、FPGA に実装されたカスタム分析プロセッサを使用しています。Amazon Redshift RA3 は、データウェアハウスのコンピューティングとストレージを個別にスケーリングできる最新世代のノードタイプです。RA3 ノードファミリには、ラージ、ミディアム、スモールのワークロード用の RA3.16xlarge、RA3.4xlarge、RA3.xlplus ノードが含まれています。

AQUA は、RA3.16xlarge、RA3.4xlarge、RA3.xlpluノードで、追加料金なしで、コードの変更なしで利用できるようになりました。AWS マネジメントコンソール、API、または CLI を介して、既存の Redshift RA3 クラスターに対して AQUA を有効にするか、新しい AQUA 対応の RA3 クラスターを起動できます。AQUA の詳細については、ドキュメントを参照してください。

AQUA は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで一般公開されており、近日中にその他のリージョンでもご利用いただけるようになる予定です。