投稿日: Oct 5, 2021

本日、Amazon Location Service は、デバイスの位置情報更新に距離ベースのフィルタリングを追加します。

Amazon Location Service は、デベロッパーがマップ、特定のポイント (POI)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどの位置情報機能を、データセキュリティ、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるフルマネージドサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は、高品質の LBS データプロバイダ (Esri および HERE) 全体にわたって一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。

新しい距離ベースのフィルタリングを有効にすると、デバイスからの各位置更新は前回の位置更新と比較され、30 m 未満の位置変更は無視されます。これらの新しい位置は保存されず、関連するジオフェンスに対して評価されません。これにより、重要な位置の変化のみが保存されたり、ジオフェンス評価のトリガーとなったりするため、お客様がトラッキングアプリケーションを導入する際のコストを削減することができます。また、携帯電話などの不正確な測位システムに起因するジッターの影響を軽減し、ジオフェンスの入退出イベントの誤認を減らすとともに、位置更新の地図表示を改善するのも特徴です。 

Amazon Location Service は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (東京) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。

詳しくは、Amazon Location Service のトラッキングスタートページをご覧ください。