投稿日: Nov 24, 2021
AWS Proton は、HashiCorp Configuration Language (HCL) でのインフラストラクチャの定義と、git ベースのワークフローを通じて Terraform Open Source を使用したインフラストラクチャのプロビジョニングをサポートするようになりました。プラットフォームチームが Terraform モジュールを使用して AWS Proton テンプレートを定義すると、AWS Proton は、顧客管理の Terraform オートメーションを活用してインフラストラクチャのプロビジョニングまたは更新を行います。顧客は、Terraform をインフラストラクチャの定義とプロビジョニングのツールとして使用できます。それによって、AWS Proton で、モジュールが整合的に使用され、最新に保たれます。
AWS Proton は、コンテナおよびサーバーレスのための初のフルマネージド型アプリケーションデプロイサービスです。AWS Proton を使用すれば、プラットフォームチームは、インフラストラクチャのプロビジョニング、コードデプロイ、モニタリング、更新の際に必要になるさまざまなツールをすべて、デベロッパー向けキュレートセルフサービスインターフェイスで接続し、協調させることできます。セルフサービスインターフェイスでは、アプリケーションを構築しデプロイするために、デベロッパーが承認されたインフラストラクチャにアクセスすることができます。
AWS Proton で Terraform Open Source を使用するには、まず、Terraform モジュールを使用して、環境とサービスの AWS Proton テンプレートを作成します。次に、設定レポジトリを選択し、新しくコミットしたモジュールに基づいてインフラストラクチャをプロビジョニングします。開発チームが Terraform を使用するサービスを作成または更新すると、AWS Proton は、サービスを構成し PR を作成するモジュールを対応するレポジトリに渡します。作業のワークフローでインフラストラクチャのプロビジョニングが起動されると、終了時に、ステータスのレポートが AWS Proton に返されます。デベロッパーは、Terraform モジュールを集めて設定しなくても、サービスのためにプロビジョニングされた一貫したインフラストラクチャを得ることができます。プラットフォームチームは、いくつかの別々のレポジトリとフォルダのコードを確認しなくても、複数の環境にまたがったインフラストラクチャを監督し更新できます。
AWS Proton で Terraform を使用する方法の詳細については、こちらをご覧ください。