投稿日: Dec 2, 2021
JavaScript、TypeScript、Java、Python、.NET、Go (プレビュー) 用の AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) v2 が単一のパッケージで一般提供されるようになり、CDK を簡単に使用して今後進化する新しいバージョンに合わせて、最新の状態に保つことができます。AWS CDK v2 において AWS Construct ライブラリが aws-cdk-lib という名前で 1 つのパッケージに統合され、使用する各 AWS のサービスごとのパッケージをダウンロードする必要がなくなります。独自の CDK Construct ライブラリを作成する場合は、最小限の依存関係であるこの 1 つのパッケージへの依存のみとなり、AWS CDK のバージョンのうちライブラリ利用者が使うもののみを選ばせれば十分になります。
AWS CDK v2 には Semantic Versioning (semver) に適合する安定した API のみが含まれ、新しいマイナーバージョンに安心してアップデートできます。CDK は、コミュニティへの参加を促進するために「早期リリース、頻繁リリース」の哲学に従っており、フィードバックのために実験的な API を介して新機能を提供し続けます。しかし、さらに、実験的なモジュールは aws-cdk-lib から分離されて配信され、リリース前状態を明示するようにバージョン付けされます。成熟し安定した場合にのみ aws-cdk-lib にマージされます。
パッキングの簡素化に加えて、CDK には、コードスニペットを使用した CDK API リファレンスの更新、CDK プロジェクトアプリケーションコード (AWS Lambda ハンドラーコード、Amazon ECS タスク、AWS Step Function ステートマシン) での内部ループ開発の反復を高速化する CDK Watch などのデベロッパーの生産性の向上が含まれています。自動スタックロールバックを無効にすることで、正常にプロビジョンされたリソースの保持もできるため、デプロイと反復の時間がさらに短縮されます。インフラストラクチャコード開発サイクルの早い段階で問題を見つけるために、新しいアサーションライブラリを使用して、CDK がサポートする言語で自動化された単位別のテストを実行できます。
AWS CDK v2 へのアップグレードは、ほとんどのプロジェクトにおいて、1 回で完了し、AWS アカウントを安全にブートストラップし、ステートメントの変更をインポートします。詳細は以下のリソースをご覧ください:
- 詳細については、「お客様のフィードバックが AWS Cloud Development Kit バージョン 2 をどのように形作ったか」をお読みください
- CDK デベロッパー者ガイドの CDK v2 へのマイグレーションの詳細はこちら
- CDK ワークショップを受講して、サポートされているすべての言語で AWS CDK の使用を開始しましょう
- API リファレンス全体で新しいコードスニペットを確認してください
- AWS、パートナー、およびコミュニティが公開している便利なコンストラクトを Construct Hub で見つけてください
- cdk.dev Slack ワークスペースでコミュニティとつながることができます
- CDK に修正や機能に関して貢献する方法については、投稿ガイドを参照してください