投稿日: Jan 21, 2022
Amazon SageMaker Pipelines は、お客様モデル構築のステップをワークフローとして定義およびオーケストレートすることができるフルマネージドサービスで、この度、並列して実行できるステップの数に、お客様が同時実行制限を設定できるようになりました。
SageMaker Pipelines provides はさまざまなステップ (例: 処理、トレーニング、モデル登録、コールバック) を提供します。これらのステップにより、お客様は機械学習モデル構築のワークフローにおいて様々なエンティティを柔軟に定義することができます。これまでの SageMaker Pipelines は、依存するステップが正常に完了したときにステップが実行していましたが、これでは多数のステップが並列して実行されるようにスケジュールされるシナリオになる可能性があります。同時実行制御では、お客様が並列して実行できるパイプラインステップの数を制御するのに役立ちます。この新機能により、お客様は、個々のステップまたはパイプライン全体に対して、きめ細かな同時実行制限を設定することを選択することができます。同時実行制限に達すると、SageMaker Pipelines はステップを保留し、実行中のステップが正常に完了したときにそれらをスケジュールします。これによりお客様は、同じリソースを必要とする複数のステップが同時に実行される際に発生する可能性のある、リソースの枯渇による障害を回避することができます。
この機能は、Amazon SageMaker が利用できるすべての AWS リージョンでご利用いただけます。始めるには、Amazon SageMaker SDK または Studio から新しい SageMaker パイプラインを作成し、ドキュメントの同時実行制御のページにアクセスしてください。