投稿日: Mar 1, 2022

これで、ログを Amazon CloudWatch Logs または Amazon S3 に送信することで、Amazon Fault Injection Simulator (FIS) の実験アクティビティを記録できるようになりました。AWS FIS の実験ログには、開始時刻と終了時刻、アクション名、ターゲットリソース ARN など、実験、アクション、ターゲットに関する詳細情報が含まれています。これらのログを使用することで、AWS FIS 実験によって実行されたアクティビティを識別し、それらをシステムの応答および監視および可観測性ツールと関連付けて、改善を実施することができます。さらに、AWS マネジメントコンソールで実験のタイムラインチャートを使用して、実行中または完了した実験を監視できます。

実験ログは、デフォルトではオフになっています。AWS マネジメントコンソールまたは CLI を使用して、AWS FIS 実験のログ記録を開始するには、まず実験テンプレートを作成または更新します。次に、ロギングを有効にするオプションを選択し、ロギング先の Amazon S3 バケットまたは Amazon CloudWatch Logs ロググループを選択します。

AWS FIS 実験ログが、すべての商用 AWS リージョンで使用できるようになりました。AWS マネジメントコンソールで AWS FIS を使用するか、AWS SDK と CLI を使用して、フォールトインジェクション実験の作成と実行を開始できます。