投稿日: May 10, 2022

最新の FreeRTOS および長期サポート (LTS) ライブラリリリースのモジュラー構造に合わせた、FreeRTOS 用の更新されたより柔軟な AWS デバイス認定プログラム (DQP) が導入されました。この AWS DQP for FreeRTOS を利用すると、マイクロコントローラー (MCU) ベンダーは、特定の MCU ベースの開発ボードで実行されている FreeRTOS AWS IoT ライブラリの統合を、AWS が公開している AWS IoT Core 接続のベストプラクティスや、認定プログラムで指定されたテストに対して検証することができます。以前は、開発ボードを認定するために、MCU ベンダーは固定ディレクトリ構造とリポジトリを中心にプロジェクトを構成する必要がありました。今後は、MCU ベンダーは、アプリケーションに直接関連する FreeRTOS ライブラリのみを含め、ツールチェーンを最適に使用するプロジェクト構造とリポジトリを選択し、ボード機能に関連するテストを実行する柔軟性が得られます。AWS IoT Device Tester for FreeRTOS を使用することで、MCU ベンダーは AWS DQP で指定された必須のテストを実行して、FreeRTOS ポートを検証することができます。このプログラムを使用するデベロッパーは、FreeRTOS ポートが AWS IoT 接続、相互運用性、更新可能性、セキュリティの向上について検証済みであることを知って、設計の接続性により自信を持つことができます。

AWS DQP の全体的なポリシーの更新については FreeRTOS 認定ガイドの FAQ を、テストへの変更の概要については最新の変更を、認定に必要な FreeRTOS ライブラリのリストについては FreeRTOS の移植フローチャートを参照してください。詳細については、FreeRTOS 移植ガイドおよび FreeRTOS 認定ガイドを確認するか、AWS デバイス認定プログラムのページにアクセスしてください。