投稿日: Jun 30, 2022

Amazon Pinpoint のジャーニーでは、曜日や日にちに基づいたチャネルコミュニケーションのスケジュールを定義できるようになりました。また、Amazon Pinpoint では、2 つの新しいジャーニー送信制限が追加され、ユーザーに送信されるコミュニケーションの量を制御できるようになりました。Amazon Pinpoint のジャーニーはユーザーのアクションや属性に基づいてユーザーをコミュニケーションパスに送るマルチステップキャンペーンです。ジャーニーは SMS、メール、プッシュ、音声などの複数のチャネルを使用できます。ジャーニーはユーザーエンゲージメント用のユースケースを持ち、高価値なユーザーアクションをもたらすようなターゲットを絞ったメッセージを送信したいと考えているお客様を対象としています。

ジャーニースケジュールを使うと、曜日ごとにコミュニケーションの開始と終了の時間を設定できます。たとえば、平日と週末で送信時間が異なるように設定したり、1 年のうち特定の日に異なる時間を設定したり、祝日には送信しないようにしたりなどの優先設定も可能です。配信時間が正確であればあるほど、ユーザーはコミュニケーションに参加しやすくなり、SMS やメールの開封率、音声通話の受話率などの指標を高められます。ジャーニー送信制限を使用して、個々のジャーニーおよびすべてのジャーニーにおいてユーザーへのコミュニケーションの量を制御できます。たとえば、お客様はすべてのジャーニーにおいて、7 日以内に最大 3 通までしかユーザーにメッセージを送信しないようにできます。これにより、ユーザーが短期間にあまりにも多くのメッセージを受け取ることでお客様のブランドが傷ついたり、レスポンス率が下がったりするのを防げます。

ジャーニースケジュールと送信制限は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、AWS GovCloud (米国西部) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。詳細は Amazon Pinpoint ユーザーガイドの「ジャーニーの作成」をご覧ください。