投稿日: Jun 22, 2022

本日、AWS は AWS Direct Connect が米国のすべての AWS Local Zones をサポートすると発表しました。ネットワークトラフィックは、Direct Connect の Point of Presence (POP) ロケーションと、ローカルゾーンで実行される AWS リソース間の最短距離を通るようになります。これによりネットワークトラフィックの通る距離が削減されるため、レイテンシーが減少しアプリケーションのレスポンスが向上します。

Direct Connect を使用すると、データセンター、オフィス、またはコロケーション環境と AWS との間で非公開で直接データを転送できます。Direct Connect 経由の接続は、パブリックインターネットをバイパスするため、ネットワークの輻輳と予測不能性が軽減されます。ローカルゾーンはインフラストラクチャをデプロイするタイプのサービスで、コンピューティング、ストレージ、データベース、その他の厳選された AWS のサービスを人口の多い場所や産業の中心地近くに配置します。これまでは、Direct Connect の PoP からローカルゾーンで実行されているリソースへの接続は、ロサンゼルスのローカルゾーンを除き、ローカルゾーンの親 AWS リージョンを通過していました。本日のリリースにより、ネットワークトラフィックは Direct Connect の PoP と米国のローカルゾーン間の最短距離を通るようになり、1 桁ミリ秒以上のレイテンシーが許されないアプリケーションをエンドユーザーやオンプレミスリソースに届けられるようになります。

これらの新機能を活用するために、Direct Connect のデプロイに変更を加える必要はありません。詳しくは、Direct Connect の概要ページおよびローカルゾーンのウェブサイトをご覧ください。