投稿日: Jul 11, 2022

Amazon CloudFront では、キャッシュポリシー、オリジンリクエストポリシー、オリジンレスポンスポリシーにおけるすべてのヘッダー名について、最大 1024 文字がサポートされるようになりました。512 文字が追加され、最大 1024 文字まで使用できるようになったことで、ヘッダーメタデータをポリシーに追加できるようになりました。

CloudFront ポリシーを使用することで、多くの配信動作に対して特定の同じ設定の組み合わせを適用できます。これまでは、CloudFront またはポリシー内のカスタムヘッダー名として、最大 512 文字まで追加することができました。文字数の上限が引き上げられたことにより、キャッシュポリシーにヘッダーを追加することで、よりきめ細やかなキャッシュキーを設定したり、ユーザー認証を実装するための入力として追加のヘッダーを活用したりすることができるようになりました。ヘッダーはすべて、Lambda@Edge、CloudFront Functions、または Origin のアプリケーションロジックで利用可能です。

すべてのヘッダー名における文字数の増加は、世界中ですぐに利用可能です。この機能の使用に追加料金は発生しません。お客様は、これまでと同様に、CloudFront コンソール、API、SDK、CLI を使用してポリシー内でヘッダーを設定できます。詳細については、CloudFront デベロッパーガイドAPI ドキュメントを参照してください。