投稿日: Jul 18, 2022

Amazon Timestream では、2022 年 7 月 8 日 00:00 UTC より後に書き込まれたデータに対する取り込み、保存、クエリ実行に関連するディメンション名とメジャー名については課金されなくなります。ディメンション名とメジャー名は、時系列データを識別するために使用されるメタデータです。この変更により、Amazon Timestream ではディメンションとメジャーをより柔軟に命名できるようになり、サービスの費用対効果も向上します。Amazon Timestream では、時系列データに関連付けられたディメンション値、メジャー値、タイムスタンプに対する取り込み、保存、クエリ実行については引き続き課金されます。Amazon Timestream を使用する際のコストの詳細については、料金ページをご覧ください。

Amazon Timestream は高速かつサーバーレスで保護された、分析、DevOps、および IoT アプリケーション向けの時系列データ専用のデータベースです。このデータベースでは、1 日あたり数兆件の時系列イベントを処理するような拡張が可能です。Amazon Timestream により、データ階層やユーザー定義のデータ保持ポリシーを使用した、データのライフサイクル管理が簡素化されます。専用のクエリエンジンが、これらの階層全体を通じて、最近および履歴上のデータへのアクセスとその分析を可能にしています。また、Amazon QuickSight、Grafana、JDBC 経由でサポートされるコネクタとの統合によるデータの可視化も簡単です。Amazon Timestream では、自動的にスケールアップまたはスケールダウンすることで、キャパシティやパフォーマンスを調整することも可能です。そのため、基盤インフラストラクチャの管理が不要となり、アプリケーションの構築に専念できます。このサービスは HIPAA 対応で、ISO の認定を受けており、FedRAMP (Moderate) および PCI DSS に準拠しています。また、AWS の SOC レポート SOC 1、SOC 2、SOC 3 の対象です。

この変更は、Amazon Timestream が現在利用可能なすべてのリージョン、つまり、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、およびアジアパシフィック (東京) に適用されます。Amazon Timestream の使用を開始するには、製品ページにアクセスしてください。

さらに詳しく知りたい場合は、以下の Amazon Timestream リソースにアクセスしてください。