投稿日: Jul 26, 2022

AWS Security Hub に、クラウドセキュリティ体制のモニタリングを支援する統合パートナーが、新たに 2 社加わりました。

Fortinet と JFrog が加わったことで、Security Hub におけるパートナーと AWS のサービスの統合は、合計で 81 件になります。Fortinet の FortiCNP は、Security Hub から検出結果を受け取って Fortinet 製品の検出結果およびリソースコンテキストに統合させることが可能になりました。これにより FortiCNP で実用的なインサイトを生成し、リスクスコアに基づいてセキュリティインサイトの優先順位付けを行えるため、アラート疲れを軽減し、修復を加速できます。JFrog は、ライセンスのコンプライアンスやセキュリティの脆弱性についてバイナリを継続的にスキャンし、同社の Xray から Security Hub に検出結果を送信します。Xray は、セキュアなソフトウェアサプライチェーンを実現する、ユニバーサルアプリケーションセキュリティ用ソフトウェアコンポジション解析 (SCA) ツールです。

Security Hub は全世界で利用可能であり、AWS アカウントをまたいでセキュリティ体制の全体像を把握できるように設計されています。Security Hub により、複数の AWS のサービス (Amazon GuardDuty、Amazon Inspector、Amazon Macie、AWS Firewall Manager、AWS Systems Manager Patch Manager、AWS Config、AWS Health、AWS IAM Access Analyzer など) および 65 を超える AWS パートナーネットワーク (APN) ソリューションにおけるセキュリティアラートと検出結果を一元的に集約、整理、優先順位付けできるようになりました。また、AWS Foundational Security Best Practices、CIS AWS Foundations Benchmark、Payment Card Industry Data Security Standard (PCI DSS) などの標準に基づいた自動セキュリティチェックを使用して、環境を継続的にモニタリングすることもできます。さらに、Amazon Detective または AWS Systems Manager OpsCenter で検出結果を調査するか、AWS Audit Manager または AWS Chatbot に送信することで、これらの検出結果に対してアクションを実行できます。また、Amazon EventBridge ルールを使用して、チケット発行、チャット、セキュリティ情報およびイベント管理 (SIEM)、応答および修復ワークフロー、ならびにインシデント管理ツールに検出結果を送信することもできます。 

AWS マネジメントコンソールを使用すると、ワンクリックで Security Hub の 30 日間の無料トライアルを開始できます。Security Hub の機能の詳細については、Security Hub のドキュメントを参照してください。また、30 日間の無料トライアルを開始するには、Security Hub の無料トライアルのページを参照してください。