投稿日: Aug 5, 2022

Amazon Timestream がアジアパシフィック (シドニー) およびアジアパシフィック (東京) AWS リージョンで利用できるようになりました。Amazon Timestream は、IoT、エッジ、運用アプリケーション向けの、新しいフルマネージド型サーバーレス時系列データベースです。リレーショナルデータベースの最大 1,000 倍の速度と 1/10 のコストで、1 日あたり数兆件の時系列イベントを処理するようにスケールできます。

Amazon Timestream の分析機能では、データの傾向とパターンをほぼリアルタイムで特定するのに役立つ、時系列固有の機能が利用可能です。Amazon Timestream のサーバーレスアーキテクチャは、完全にデカップリングされたデータインジェストシステムとクエリ処理システムで構築されています。基盤となるインフラストラクチャを管理しなくても、取り込み、ストレージ、クエリ処理を、実質的に無限の規模で、独立して自動的に拡大/縮小可能です。Amazon Timestream はさらに、お客様が現在使用している一般的なデータ収集、視覚化、機械学習ツールと統合します。例としては、AWS IoT Core (IoT データ収集用)、Amazon Kinesis および Amazon MSK (ストリーミングデータ用)、Amazon QuickSight (サーバーレスビジネスインテリジェンス用)、Amazon SageMaker (機械学習モデルの迅速な構築、トレーニング、デプロイ用) などのサービスのほか、Grafana (オブザーバビリティダッシュボード用) や Telegraf (メトリクス収集用) などのオープンソースのサードパーティーツールです。マルチメジャーレコードスケジュールされたクエリなどの機能が搭載された Amazon Timestream により、時系列データの分析がさらにシンプル、高速、高コスト効率になります。

Amazon Timestream は HIPAA 準拠で、ISO 認定を受けており、FedRAMP (Moderate) および PCI DSS にも準拠しています。また、AWS の SOC レポート SOC 1、SOC 2、SOC 3 の対象です。今回のリリースにより、Amazon Timestream は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各リージョンでご利用いただけるようになりました。Amazon Timestream の使用を開始するには、製品ページにアクセスしてください。