投稿日: Aug 25, 2022

AWS IoT TwinMaker で、デジタルツインのスケーリング機能とデータコネクターの構築機能が強化され、お客様の体験がシンプル化しました。AWS IoT TwinMaker により、デベロッパーは建物、工場、産業用設備、生産ラインなど、実際のシステムのデジタルツインを簡単に作成できます。デジタルツインとは、物理システムを仮想環境に再現したものです。定期的に実世界のデータを活用して更新することで、システムの構造、状態、動作を模倣し、ビジネスの成果を推進できます。

今回のリリース以前、ワークスペースあたり 1,000 以上のエンティティをサポートしたい場合には、リクエストを送信する必要がありました。そこで当社は、デジタルツインのスケーリングを簡単にするため、Service Quotas を増強し、ワークスペースあたり最大で 10,000 のエンティティをサポートできるようにしました。新しい AWS IoT TwinMaker の Service Quotas は、こちらで確認できます。

また、新しいガイドも作成しました。時系列データコネクターの開発や、そのデータをデジタルツインに迅速に接続する方法についての詳細な説明をご覧になれます。さらに、Amazon Kinesis Video Streams 用の新しい組み込みコンポーネントを追加しました。これにより、デジタルツインにすばやく接続し、簡単に動画をストリーミングできるようになります。組み込みの Kinesis Video Streams コンポーネントについての詳細は、デベロッパーガイドのこちらのセクションをご覧ください。

AWS IoT TwinMaker のご利用開始前に、こちらから Amazon Managed Grafana でクッキー工場のデジタルツインダッシュボードのデモを体験していただけます。このクッキー工場のデジタルツインダッシュボードは、GitHub の AWS IoT TwinMaker Getting Started (AWS IoT TwinMaker の開始方法) の例から、必要なすべてのリソースとコードにアクセスして、構築することが可能です。詳細については、デベロッパーガイドをご覧ください。