投稿日: Sep 16, 2022

AWS IoT TwinMaker では、TwinMaker Grafana Plugin を使用したデータパネルのパフォーマンスを向上させる新機能を導入しました。機能の詳細な一覧については、AWS IoT TwinMaker App in Grafana の変更履歴をご覧ください。
新バージョンの主な機能をいくつかご紹介します。

  • Get Alarms Query で取得するアラームの最大数を定義できるようになりました。Get Alarms Query はペイロードサイズを設定する方法を提供します。
  • Get Property Value History by Entity クエリと Get Property Value History by Component Type クエリが propertyName といったテンプレート変数をサポートするようになりました。これにより、デベロッパーは選択したエンティティに基づいて異なるプロパティ/メトリクスを表示する動的な時系列データパネルを作成できます。

バージョン 8.5 以降の Grafana を自己管理するユーザーが利用できる次の機能も追加されます。

  • 時系列データストリーム機能でデータ更新のパフォーマンスが向上します。この機能ではデータソースから新しいデータを取得して既存のデータに追加するため、表示された期間のすべてのデータを取得することがなくなります。
  • これにより、クエリの従属テンプレート変数の値が変わった場合にのみデータパネルが更新されるようになりました。今回の更新により、不要なデータクエリが減り、パフォーマンスが向上します。

AWS IoT TwinMaker により、デベロッパーは建物、工場、産業用設備、生産ラインなど、実際のシステムのデジタルツインを簡単に作成できます。詳細については、AWS IoT TwinMaker Grafana Plugin ページまたは開発者ガイドをご覧ください。