投稿日: Oct 7, 2022

Amazon AppStream 2.0 はリアルタイム音声動画 (AV) のサポートを開始しました。これは、ローカルのウェブカメラ動画入力を Linux AppStream 2.0 ストリーミングセッションにシームレスにリダイレクトすることによって可能になります。これまでこの機能は Windows アプリケーションおよびデスクトップでのみ利用可能でした。Linux のストリーミングセッションでリアルタイムの AV サポートが利用可能になり、ユーザーはウェブカメラを使用してコラボレーションするのに、Linux AppStream 2.0 セッションから退出する必要がなくなります。

AppStream 2.0 は安全なチャネルを介してストリーミングインスタンスに送信する前にウェブカメラ動画とマイクの音声入力をクライアントデバイスで圧縮することにより、ビデオ会議アプリケーションでシームレスなリアルタイム AV エクスペリエンスを提供します。ストリーミングセッション中に、ユーザーは AppStream 2.0 ツールバーを使用して音声および動画入力を有効にできます。

使い始めるには、2022 年 9 月 21 日以降にリリースされた Linux AppStream 2.0 エージェントを使用する Linux AppStream 2.0 イメージを使用する必要があります。リアルタイム AV を使用するために、ユーザーは AppStream 2.0 クライアントまたは Google Chrome や Microsoft Edge などの Chromium ベースのウェブブラウザから AppStream 2.0 セッションに接続できます。ユーザーはデフォルトでこの機能を利用できます。詳細については、AppStream 2.0 のドキュメントのウェブカメラの有効化と無効化をご覧ください。 

リアルタイム AV は AppStream 2.0 が提供されているすべての AWS リージョンで利用可能です。Linux AppStream 2.0 の使用を開始するには、AppStream 2.0 マネジメントコンソールにサインインして、Linux イメージビルダーを起動します。