投稿日: Oct 27, 2022

本日より、最新世代のストレージ最適化インスタンスである Amazon EC2 Is4gen および Im4gn のインスタンスがアジアパシフィック (シンガポール) リージョンで利用できるようになりました。Im4gn および Is4gen インスタンスは AWS Nitro System を基盤とし、Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサを搭載しており、AWS Nitro SSD を使用して構築されています。AWS Nitro SSD を使用すると、第 3 世代のストレージ最適化インスタンスと比較して、Im4gn および Is4gen インスタンスでレイテンシーを最大 60% 短縮し、レイテンシーの変動を最大 75% 削減できます。Im4gn インスタンスは、MySQL、NoSQL、ファイルシステムなど、高密度のローカル SSD ストレージや高いコンピューティング性能を必要とするアプリケーションに対して、現行世代の同等の x86 ベースのストレージ最適化インスタンスと比較して、料金パフォーマンスが最大 40% 向上し、TB あたりのコストが最大 44% 削減されます。Is4gen インスタンスは、ストリーム処理とモニタリング、リアルタイムデータベース、ログ分析など、大量のローカル SSD データへの高ランダム I/O アクセスを必要とするアプリケーションに対して、Amazon EC2 の SSD ストレージ TB あたりのコストを最小限に抑えながら、vCPU あたりの密度を最大にします。これらのインスタンスにより、I3en インスタンスと比較して、ストレージ TB あたりのコストが 15% 低くなり、コンピューティングパフォーマンスが最大 48% 向上します。

これらのインスタンスは、高度なノード間通信を必要とするワークロード用に Elastic Fabric Adapter (EFA) を利用できます。これらのインスタンスでのワークロードは、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) のセキュリティ、スケーラビリティ、信頼性を引き続き活用できます。

Is4gen および Im4gn のインスタンスを使い始めるには、AWS マネジメントコンソールAWS Command Line Interface (CLI)、または AWS SDKs にアクセスしてください。詳細については、Is4gen および Im4gn のインスタンスのページを参照してください。