投稿日: Oct 4, 2022

AWS IoT SiteWise は、アセットおよびアセットモデルのクォータ制限を引き上げました。これにより、さらに大規模で複雑な機器の表現に対応し、リソースの一括操作を実行できるようになります。

アセットモデルの制限が引き上がることで、さらに大規模で複雑なアセットまたはアセットモデルの階層が、制限の引き上げをリクエストすることなく作成できます。

次のクォータが引き上げられます: 子アセットモデルあたりの親アセットモデル数、親アセットあたりの子アセット数、階層ツリーあたりのアセットモデル数、アセットモデル数、アセットモデルあたりのアセットモデルの階層定義数、アセットモデルの階層ツリーの深さ。さらに、子アセットモデルあたりの親アセットモデル数については、クォータ制限を取り払いました。例えば、アセットモデルあたり 200 以上のプロパティの作成を要する場合、以前ならクォータ制限の引き上げをリクエストする必要がありました。今回の新しい変更により、アセットモデルあたり最大 500 プロパティが、クォータ制限の引き上げをリクエストすることなく作成できます。

また、アセットモデルの API に関する AWS IoT SiteWise のクォータが引き上がることで、さらに高いレートを必要とするデベロッパーは、アセットモデル、アセット、アセット階層の一括操作を実行できます。例えば、以前では DescribeAsset API を使用して、アプリケーションデベロッパーは 1 秒間に 30 アセットから情報を取得できました。現在では、1 秒間に 100 アセットから情報を取得できます。

アセットモデルの新たなクォータ制限の詳細については、AWS IoT SiteWise quotas (AWS IoT SiteWise のクォータ) を参照してください。

AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、モニタリングを実行するためのマネージドサービスです。詳細については、AWS IoT SiteWise のウェブサイトまたはデベロッパーガイドをご覧ください。