投稿日: Nov 18, 2022

Amazon Chime SDK の音声機能が、新たに次の 8 つのリージョンでサポートされました: カナダ (中部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)。

該当する 8 つのリージョンのデベロッパーは、Amazon Chime SDK Session Initiation Protocol (SIP) のトランキング機能を使うことで、Amazon Transcribe Call Analytics など AWS の AI/ML サービスにリアルタイムで音声をストリーミングし、分析、機械学習、コンプライアンスなどのソリューションを簡単に実装できます。例えば、オーディオストリームを Amazon Transcribe に統合すれば、コンプライアンスのモニタリングとリスク管理のために、通話を文字起こしし、保存することができます。また、この機能を使ってアプリケーションを構築すれば、Amazon Comprehend を使用して会話から顧客センチメントを引き出すことも可能です。

さらに、Amazon Chime SDK の PSTN オーディオ機能をキャリアまたは SIP に対応した自社の電話機と連携させ、サーバーレス AWS Lambda 関数の俊敏性とシンプルな操作性とを使用した、カスタムの音声自動応答 (IVR) アプリケーションを構築することもできます。例えば、Amazon Lex ボットを構築すれば、仮想コンタクトセンターのエージェントや音声自動応答ソリューションなどで、洗練されたセルフサービスの体験を顧客に提供できます。

Amazon Chime SDK の詳細については、Amazon Chime SDK のウェブサイトを参照してください。新たに追加された 8 つのリージョンとそこで利用できるサービスについては、こちらのデベロッパーガイドを参照してください。