投稿日: Nov 17, 2022

AWS アジアパシフィック (ジャカルタ) リージョンで Amazon Elastic Block Store (EBS) Snapshots Archive の一般提供が開始されました。同リージョンのお客様は、めったにアクセスせず、90 日以上保持することにしている Amazon EBS スナップショットのストレージコストを、最大 75% 削減可能になりました。

Amazon EBS スナップショットは増分バックアップの性質を持っているため、最後のスナップショット以降の変更のみを保存します。これにより、頻繁にアクセスする必要がある日次および週次バックアップのコスト効率が高まります。数か月ごと、または数年ごとにアクセスするスナップショットがあり、法律などのコンプライアンス上の理由からそれらを長期的に保持したいというお客様には、Amazon EBS Snapshots Archive がお勧めです。標準階層で保存する場合に発生するよりも低いコストで完全なポイントインタイムスナップショットを保存できるためです。また、Amazon Data Lifecycle Manager を使用して作成したスナップショットを、特定のポリシーに基づいて EBS Snapshots Archive に自動的に移動できるため、複雑なカスタムスクリプトを管理する必要性や、無駄なストレージコストがかかるリスクをさらに軽減できます。 

この機能は AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)AWS SDK、AWS コンソールから、AWS アジアパシフィック (ジャカルタ) リージョンで利用できます。 

詳細については、EBS Snapshots Archive の技術文書ブログ、Amazon Data Lifecycle Manager を使用した EBS Snapshots Archive の自動化に関する技術文書をご覧ください。