投稿日: Nov 18, 2022

本日、Amazon Personalize でパーソナライズされたレコメンデーションのビジネスへの効果を測定する機能をリリースします。Amazon Personalize は機械学習の経験がなくても、パーソナライズされたエクスペリエンスをユーザーに提供できるようにするフルマネージド型の機械学習サービスです。クリック、表示、購入、動画再生開始、カートへの追加、ダウンロードなど、Personalize のレコメンデーションに伴うユーザーのあらゆる操作の合計や回数を評価できるようになりました。このリリース以前は、独自にパイプラインやワークフローを構築しない限り、Personalize のレコメンデーションの結果を評価できませんでした。Personalize では、追跡したいメトリクスを定義できるようにし、視覚化と監視のためにイベントデータをユーザーの Amazon CloudWatch アカウントに自動的に送信することで、このような運用のオーバーヘッドが必要なくなるようにしました。データを S3 バケットに送信してダウンロードし、別のビジネスインテリジェンスツールに統合することもできます。

追跡したいビジネスメトリクスの指定と測定は簡単です。Amazon Personalize コンソールまたは API から、レポートに載せる操作 (イベントタイプ) のリストである「metric attribution」を指定できます。例えば、オンラインショッピングのアプリケーションでは、リコメンデーションに対するクリックスルー率 (CTR) と購入総数の 2 つのメトリクスを追跡できます。動画配信プラットフォームでは、動画再生開始と完了の回数を追跡できます。イベントの種類ごとにメトリクスと計算する関数 (合計またはカウント) を定義するだけで、Personalize が計算を実行し、CloudWatch または S3 アカウントにレポートを送信します。

Amazon Personalize を使用すると、Amazon で使用されているのと同じ機械学習テクノロジーを使用して、機械学習の経験がなくても、ウェブサイト、アプリケーション、広告、メールなどをパーソナライズできます。Amazon Personalize の使用を開始するには、ドキュメントをご覧ください。