投稿日: Nov 1, 2022

Amazon Textract はあらゆるドキュメントや画像からテキスト、手書き文字、データを自動的に抽出する機械学習サービスです。Analyze ID は米国の運転免許証や米国のパスポートなどの ID 文書からデータを抽出する Textract の専用 API です。本日、Analyze の ID 抽出 API のアップデートを発表します。

Amazon Textract は米国のパスポートの機械可読ゾーン (MRZ) コードのデータ抽出を提供するようになりました。文書番号、生年月日、発行日など、現在、米国のパスポートで抽出可能な他のフィールドに加えて、米国のパスポートで合計 10 フィールドになります。米国の運転免許証から、姓、名、住所などの推定フィールドを含む 19 のフィールドを引き続き抽出できます。新しい MRZ コードフィールドのサポートに加えて、前バージョンですでにサポートされていた有効期限や出生地などのフィールドの精度をさらに向上させました。

Analyze ID は標準のキーと値のペアに加え、API レスポンスで OCR 出力全体を提供するようになりました。単一の API リクエストで、キーと値のペアと生の OCR 抽出物の両方を取得できます。

このアップデートは米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)、カナダ (中部)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ) で 11 月 1 日から利用できるようになる予定です。

使い始めるには、Amazon Textract コンソールにログオンして新機能をお試しください。Textract の機能の詳細については、Amazon Textract のウェブサイト開発者ガイドリソースページをご覧ください。