投稿日: Dec 15, 2022

本日より、AWS コスト異常検出をご利用のお客様は、アラートの設定時にパーセンテージベースのしきい値を定義できるようになります。AWS コスト異常検出は、高度な機械学習を活用して異常な支出と根本原因を特定するコスト管理サービスです。これにより、お客様は支出の急上昇や高額な請求を回避するための対策を迅速に講じることができます。パーセンテージベースのアラート設定により、お客様は金額を絶対値で見積もらなくても、異常な支出を動的に把握できます。

AWS コスト異常検出を設定するには、コストモニタを設定し、アラートを受け取るタイミングと方法を定義します。これまで、お客様がアラートに指定できるオプションは、固定金額のしきい値 (実際の支出額と予想金額の差額) のみでした。パーセンテージベースのしきい値を使用すると、柔軟性がさらに高まり、ニーズに基づいてアラートをいつ受信するかも選択できます。お客様は、「異常の影響が予想額より 25% 高い場合にアラートを送信」、「異常の影響が 40 USD を超えるか、影響が予想額より 30% 高い場合にアラートを送信」などのルールを設定できるようになりました。

AWS コスト異常検出のパーセンテージベースのしきい値は、中国を含むすべての AWS 商用リージョンでご利用いただけます。この新機能は、AWS コスト異常検出コンソールを使用するか、プログラムでパブリック API を通して、追加費用なしで使用を開始できます。AWS コスト異常検出でパーセンテージベースのしきい値を使い始めるには、AWS のドキュメントをご覧ください。