投稿日: Feb 9, 2023

AWS 共通ランタイム (CRT) HTTP クライアントが AWS SDK for 2.x で利用できるようになりました。AWS CRT HTTP クライアントは、AWS 共通ランタイムライブラリ上に構築された非同期、ノンブロッキングの HTTP クライアントです。これは、SdkAsyncHttpClient インターフェイスの Netty 実装の代替手段であり、AWS のサービスや任意の HTTP サーバーとの通信に使用できます。

AWS CRT HTTP クライアントでは、起動時間とリクエストの全体的なレイテンシーが改善された HTTP リクエストを送信できます。また、接続管理、接続ヘルスのモニタリング、DNS 負荷分散が強化されているため、万が一のケースが発生した際には自動フェイルオーバーが有効になります。ここで想定される非常事態としては、エンドポイントの速度低下や、サーバーの停止などがあります。

AWS SDK for Java 2.x の AWS CRT HTTP クライアントについては、デベロッパーガイドを参照して、GitHub でソースコードを確認してください。