投稿日: Mar 9, 2023

QuickSight Embedding SDK は、デベロッパーが製品やアプリケーションに分析機能を統合するための JavaScript ライブラリです。この埋め込み分析 SDK のバージョン 2.0 を導入すれば、TypeScript、ES6 (async/await) 構文、ユーティリティ機能により、アプリケーション内の分析体験を迅速に構築できます。 

SDK 2.0 により、ホストアプリケーションと埋め込んだ iframe との動的なやり取りが可能になります。デベロッパーは埋め込んだ iframe のライフサイクルを、各種のイベント (情報、警告、エラー) を使用してモニタリングできます。そうすることで、アプリケーション内の iframe のさまざまな状態に対応可能です。また、ダッシュボードやビジュアルのレンダリング中にローディングアイコンを表示できるようになりました。カスタムロジックを作成する必要性が抑えられます。さらに、ダッシュボードの「元に戻す」/「やり直す」アクションをアプリケーションから呼び出せるようにできるほか、パラメータのより効率的な取得と伝送も可能になりました。今回のリリースにより、データ可視化および分析の機能 (グラフ、ダッシュボード、KPI、レポートなど) を顧客向けアプリケーションに埋め込む際のワークフローが、よりいっそう簡素化しました。

詳細については、こちらのブログ記事や、埋め込み分析 SDK の Github ページをご確認ください。