投稿日: Mar 30, 2023

本日、AWS は、 Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) Custom for Oracle および Amazon RDS Custom for SQL Server 向けの次世代汎用 gp3 ストレージボリュームの提供を発表しました。Amazon RDS gp3 ボリュームを使用すると、ストレージ容量に関係なくストレージパフォーマンスを柔軟にプロビジョニングでき、必要なリソースのみに対して料金を支払うことができます。Amazon RDS Custom データベースインスタンスには gp3 ストレージタイプを選択できます。ストレージ容量は 40 GiB から 64 TiB (Amazon RDS Custom SQL サーバーの場合は 20 GiB から 16 TiB) まで選択できます。ベースラインのストレージパフォーマンスは、ストレージ料金に含まれている 12,000 IOPS (Amazon RDS カスタム SQL サーバーの場合は 3,000 IOPS) です。さらに高いパフォーマンスを必要とするワークロードについては、追加料金を払って 64,000 IOPS (Amazon RDS Custom SQL サーバーの場合は 16,000 IOPS) までスケールアップできます。

Amazon RDS は、パフォーマンス特性および料金の異なるストレージタイプを提供します。汎用 (SSD) ストレージは、小規模から中規模の幅広いデータベースワークロードと開発およびテスト環境に最適な、費用対効果の高いオプションを提供します。プロビジョンド IOPS ストレージは、ビジネスクリティカルでパフォーマンスが重視されるトランザクションデータベースワークロードにおけるニーズを満たすように設計されています。特に、低い I/O レイテンシーと一貫した I/O スループットを必要とし、大きめのデータセットを実行することの多いワークロードに最適です。

gp3 ボリュームのデータベースは、Amazon RDS マネジメントコンソールで数回クリックするか、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) の 1 つのコマンドで起動できます。Amazon RDS ストレージの選択肢について詳しくは、Amazon RDS ユーザーガイドをご覧ください。