投稿日: Mar 30, 2023

Amazon Simple Notification Service (SNS) に Python 用オープンソース拡張クライアントライブラリが導入され、容量の大きなメッセージペイロードを発行して配信できるようになりました。以前は、Java 用拡張クライアントライブラリのみが提供されていました。このライブラリは、256 KB より大きなメッセージ (最大 2 GB) に役立ちます。このライブラリは実際のペイロードを Amazon S3 バケットに自動的に保存し、保存された Amazon S3 オブジェクトの参照を Amazon SNS トピックに発行します。

Amazon SNS は、アプリケーション対アプリケーション (A2A) 間と、アプリケーション対個人 (A2P) 間の通信に使用できるメッセージングサービスです。A2A 機能により、分散型システムやマイクロサービス、イベント駆動型サーバーレスアプリケーションにおいて、高スループットかつプッシュベースの多対多メッセージングを利用できます。これらのアプリケーションには、Amazon Simple Queue Service、Amazon Kinesis Data Firehose、AWS Lambda、HTTP/S エンドポイントが含まれます。A2P 機能では、モバイルテキストメッセージ (SMS)、モバイルプッシュ通知、E メール通知を使用してお客様とやり取りできます。Python 用拡張クライアントライブラリを使用すると、最大 2 GB のペイロードを含むメッセージを発行および配信できます。これは、Amazon S3 バケットにメッセージを自動的に保存することで実現します。

大きなペイロードの送信は、1 つの Amazon SNS リクエストと 1 つの Amazon S3 リクエストとして請求され、Amazon S3 に保存されているデータ量に基づいてペイロードが請求されます。

Python 用拡張クライアントライブラリの詳細については、以下を参照してください。