投稿日: Mar 2, 2023

Amazon Timestream は、バッチロードのサポートを開始しました。これは、バッチ処理された時系列データを Timestream に取り込むための新しい機能です。バッチロードは、堅牢でサーバーレスかつスケーラブルなソリューションであり、S3 に保存されている CSV ファイルのデータを直接 Timestream に移行できます。バッチロードを行うには、1 個以上のソースファイル、ターゲットとする Timestream データベースとテーブル、および適用するデータモデルを指定します。そうすると、データは並列で、自動的かつ正確に取り込まれます。詳細については、バッチロードの 5 分間デモビデオ、または以下のデベロッパーガイドを参照してください。

Amazon Timestream は、リアルタイム分析、DevOps、IoT アプリケーション用の高速なサーバーレス時系列データベースです。このデータベースでは、時系列イベントを 1 日で数兆件処理するスケーリングも可能です。Amazon Timestream により、データ階層やユーザー定義のデータ保持ポリシーを使用して、データのライフサイクル管理を簡素化できます。専用のクエリエンジンが、これらの階層全体を通じて、最近および履歴上のデータへのアクセスとその分析を可能にしています。また Amazon QuickSight、Grafana、JDBC の統合やコネクタのサポートにより、データを簡単に可視化することもできます。Amazon Timestream は、必要とされるキャパシティやパフォーマンスに合わせて、自動的にスケールアップまたはスケールダウンします。そのため、基盤となるインフラストラクチャの管理が不要となり、ユーザーはアプリケーションの構築に専念できます。このサービスは HIPAA 対応で、ISO の認証を受けており、FedRAMP (Moderate) および PCI DSS に準拠しています。また、AWS SOC レポートの SOC 1、SOC 2、SOC 3 の対象です。 

バッチロードを開始するには、Amazon Timestream コンソールに移動するか、デベロッパーガイドの説明に従って API や CLI を使用してください。バッチロードは、現在 Amazon Timestream を提供中のすべてのリージョンで利用可能です。Amazon Timestream の詳細については、製品ページか、以下の Amazon Timestream の資料を参照してください。