投稿日: Mar 1, 2023

Amazon Comprehend は、カスタム Comprehend モデルの再トレーニングとバージョン管理を簡素化するセルフサービスのフライホイール API を発表しました。 

Amazon Comprehend は、事前トレーニング済み API およびカスタム API を提供してテキストデータからインサイトを取得するための、自然言語処理 (NLP) サービスです。お客様は独自のデータを持ち込み、カスタム Comprehend モデルをトレーニングしてドキュメントを分類し、特定のビジネスニーズに合わせて関心のあるエンティティを抽出できます。これまで、お客様は既存のデータセットと新しいデータセットを統合して新しいモデルをトレーニングしたり、モデルパフォーマンスの改善を評価したり、モデルバージョンを長期的に管理したりするための手動プロセスを必要としていました。本日から、フライホイール機能を使用するお客様は、再トレーニング用の新しいデータセットを提供するだけで済みます。この機能では、既存のデータセットと新しいデータセットを自動的にマージしてモデルを再トレーニングし、管理している以前のバージョンに対するモデルのパフォーマンスを表示し、お客様が本番モデルとして最適なバージョンを選択できるようにします。 

セルフサービスのフライホイールは、プレーンテキストのドキュメントを使用してトレーニングされたカスタム Comprehend 名前付きエンティティ認識 (NER) およびドキュメント分類モデルに使用できます。お客様は CLI、API、または AWS コンソールを使用してフライホイールを作成できます。詳細を確認して開始するには、機能概要ブログを参照するか、Amazon Comprehend ドキュメント製品ページをご覧ください。