投稿日: Mar 30, 2023

AWS Compute Optimizer は、ハードディスクドライブ (HDD) ボリュームと io2 Block Express EBS ボリュームタイプのサポートを開始しました。最適化の推奨事項に従うことで、これらの EBS ボリュームのコストを削減し、パフォーマンスを向上させることができます。

本日のリリースでは、Compute Optimizer からの推奨事項が表示されます。これは、スループット最適化 HDD (st1) ボリュームと Cold HDD (sc1) ボリュームのサイズを増やすか、st1 ボリュームから汎用 (gp3) ボリュームに切り替えて、IOPS またはスループットを向上させるためのものです。Compute Optimizer は、アクセス頻度の低いデータを st1 から sc1 に移動してコストを削減するための推奨事項も提供します。さらに、Compute Optimizer は、EBS マグネティック (スタンダード) ボリュームを現行世代の EBS ボリュームに移行するための推奨事項も提供します。プロビジョンド IOPS (io1/io2) EBS ボリュームが io2 Block Express 対応 EC2 インスタンスにアタッチされている場合、Compute Optimizer は、io2 Block Express の利点を最大限に活用して、それらのボリュームのサイズを増やし、高い IOPS をプロビジョニングするための推奨事項を提供することもできます。 

Compute Optimizer のサポートにより、HDD と io2 Block Express EBS ボリュームは現在、合計 21 の AWS リージョンで提供中であり、その内訳は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) となっています。

この新機能の詳細については、Compute Optimizer の製品ページおよびユーザーガイドをご覧ください。