投稿日: Apr 19, 2023

Amazon CodeCatalyst (プレビュー) に開発環境用の管理ダッシュボードが追加されました。スペースの管理者ロールを持つユーザーは、このダッシュボードでプロジェクト全体の開発環境を一元的に確認および管理できます。CodeCatalyst は、AWS におけるソフトウェアの構築と配信をより迅速にする統合ソフトウェア開発サービスです。CodeCatalyst の機能の 1 つである開発環境は、一般的な IDE からアクセス可能な、事前設定済みのスケーラブルなクラウド開発環境です。

スペースとは会社や部門を表すもので、プロジェクト、チームメンバー、および CodeCatalyst で作成した関連するクラウドリソースが含まれます。新しいダッシュボードを使用すると、スペースに属する開発環境を表示、停止、削除できます。また、チームメンバーに属する開発環境について、アイドル状態のタイムアウトやコンピューティング構成などの構成設定を変更することも可能です。開発環境の所有者は、スペースの管理者がこれらの構成に対して更新または削除操作を行うたびに E メールで通知を受け取ります。新しいダッシュボードでは、プロジェクト、ユーザー、エイリアス、IDE、リソース、ステータスなどのプロパティを使用した開発環境のフィルタリングにも対応しています。新しい UI を使用するには、スペースに移動して [Settings] (設定)、[Dev Environments] (開発環境) の順にクリックしてください。

開発環境はあらかじめ設定されているため、時間のかかるセットアッププロセスが不要で、デベロッパーを迅速にオンボードできます。また、AWS Cloud9 や Visual Studio Code、JetBrains IDE (IntelliJ IDEA Ultimate、PyCharm Professional、GoLand など) といったサポートされている IDE を使用して作業できます。