投稿日: Apr 3, 2023

Amazon SWF は AWS PrivateLink をサポートするようになりました。これにより、パブリックインターネットを経由せずに仮想プライベートクラウド (VPC) からワークフローを実行できます。

Amazon SWF は、分散アプリケーションの構築を容易にするワークフローサービスです。お客様はタスクの実装と調整を完全に制御でき、Amazon SWF が進捗状況の追跡や状態の維持など、基盤となる複雑な処理を管理します。アプリケーションはオンプレミスでも Amazon EC2 でも実行できます。Amazon EC2 はクラウドでサイズ変更可能なコンピューティング性能を利用できるウェブサービスです。

AWS PrivateLink はトラフィックをパブリックインターネットに公開することなく、VPC、AWS のサービス、オンプレミスネットワーク間のプライベート接続を提供します。AWS PrivateLink のサポートにより、Amazon SWF を呼び出しても、トラフィックは AWS ネットワーク内に留まるため、インターネットゲートウェイをデプロイしたり、ファイアウォールルールを設定したり、VPC にプロキシサーバーを設定したりする必要がなくなり、ネットワークアーキテクチャを簡素化できます。 

Amazon SWF での AWS PrivateLink のサポートは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、AWS GovCloud (米国) の各リージョンで利用できます。詳細については、Amazon SWF の開発者ガイドをご覧ください。